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終活公開 2026-09-046分で読める

エンディングノートの代わりになるもの — 書くのが苦手な人のための5つの選択肢

エンディングノートの代わりになるもの — 書くのが苦手な人のための5つの選択肢のイメージ

写真はイメージです

「エンディングノート、買ったはいいけど全然書けてないな」「書き始めたけど、途中で手が止まってしまった」

終活の定番として知られるエンディングノートですが、いざ書こうとすると、何から手をつけていいか分からなかったり、気持ちが重くなってしまったりと、なかなか進まないという声も聞かれます。しかし、あなたの人生の物語や大切な想いを残す方法は、書くことだけではありません。

エンディングノートを書き切れないと感じる方のために、書くこと以外の5つの選択肢と、あなたにぴったりの残し方を見つけるヒントがあります。

エンディングノート、なぜ書けないと感じる人が多いのか

エンディングノートは、もしもの時に備えて自分の希望や大切な情報をまとめておく、とても意義深いものです。しかし、多くの人が途中で挫折してしまう背景には、いくつかの理由があります。

まず、項目が多すぎることや、人生を振り返って文章にまとめることの難しさがあります。自分の気持ちを整理しながら言葉にする作業は、想像以上にエネルギーを必要とします。また、将来のことや「元気なうち」という言葉に、漠然とした不安を感じてしまい、なかなかペンが進まないという方もいらっしゃるでしょう。書くことへのプレッシャーを感じてしまうと、せっかくの想いを残す機会を逃してしまうかもしれません。

エンディングノートの「代わり」になる5つの選択肢

書くことが苦手でも、あなたの想いを残す方法はたくさんあります。ここでは、エンディングノートの役割を補完し、または代替できる5つの選択肢を提示します。

1. 音声で残す(ボイスメッセージ、録音)

話すことが得意な方や、手軽に始めたい方におすすめなのが、音声を残す方法です。スマートフォンやICレコーダーを使って、家族へのメッセージや人生の思い出を自由に語り、録音することができます。文字では伝わりにくい声のトーンや話し方まで残せるため、より温かいメッセージとして届くでしょう。

向く人 向かない人
話すのが得意な人 構成を考えるのが苦手な人
手軽に始めたい人 長時間話すのが苦手な人
声も残したい人 後から編集したい人

2. 映像で残す(終活映像、自分史動画)

最も豊かな表現で人生の物語を残したいなら、映像が有力な選択肢です。ご自身の言葉だけでなく、表情や仕草、当時の写真などを交えながら、より深く、多角的に想いを伝えることができます。家族も、あなたの声と姿をいつでも見返すことができ、まるで隣にいるかのような温かさを感じられるでしょう。

株式会社アキグラが運営する終活映像サービスLIFE STORYでは、プロのインタビュアーがあなたの人生を丁寧に聞き取り、話すだけでその人の声・表情・人生の物語が映像として家族に残るお手伝いをしています。準備は不要で、インタビューに答えるだけで、あなたの想いが映像として形になります。ご本人の同意のうえで撮影・取材を行いますので、ご安心ください。入口となるSESSIONプランは55,000円(税込)からご用意しています。

向く人 向かない人
話すのが得意な人 費用を抑えたい人
表情や雰囲気を伝えたい人 人前で話すのが苦手な人
プロのサポートが欲しい人

3. 手紙で残す(メッセージレター)

特定の相手に、伝えたい気持ちが明確にある場合は、手紙が有効です。長文は苦手でも、短い手紙なら書きやすいという方もいるでしょう。感謝の気持ちや、伝えそびれてしまった言葉を、大切な人一人ひとりに向けて書くことで、よりパーソナルなメッセージとして届きます。手紙は、時間をかけて何度も読み返してもらえる、温かい贈り物になるでしょう。

向く人 向かない人
短い文章なら書ける人 長文が苦手な人
特定の相手に伝えたいことがある人 伝えたいことが多い人
自分のペースで書きたい人

4. 家族との会話で伝える

最も直接的で、心の通う方法が、家族との会話です。元気なうちに、あなたの希望や考えを直接話すことで、お互いの理解を深めることができます。エンディングノートに書くような内容も、会話の中でなら、その場で疑問を解消したり、気持ちを伝え合ったりできるでしょう。ただし、話しにくい内容もあるかもしれません。その場合は、家族へのメッセージを残す方法も参考にしてください。

向く人 向かない人
家族と良好な関係を築けている人 家族に心配をかけたくない人
具体的な相談をしたい人 話しにくい内容がある人
リアルタイムで意思疎通したい人

5. 専門家への相談(弁護士、税理士など)

資産や法的な手続き、医療や介護に関する具体的な希望がある場合は、専門家への相談が最も確実です。弁護士や税理士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家は、あなたの状況に合わせて適切なアドバイスを提供し、法的に有効な形で意思を残す手助けをしてくれます。感情や人生の物語よりも、実務的な情報を確実に伝えたい場合に特に有効です。

向く人 向かない人
資産や法的な手続きに関する希望がある人 感情や人生の物語を残したい人
専門的なアドバイスが欲しい人 費用を抑えたい人
確実に情報を伝えたい人

あなたに合う「残し方」を見つけるヒント

たくさんの選択肢があると、かえって迷ってしまうかもしれません。あなたにとって最適な残し方を見つけるために、次の3つのヒントを参考にしてみてください。

1. 何を一番伝えたいですか?

あなたの人生の物語、家族への感謝、具体的な希望、それとも実務的な情報でしょうか。伝えたい内容によって、最適な方法は異なります。例えば、人生の物語や感情を伝えたいなら映像や音声が、具体的な手続きを伝えたいなら専門家への相談や、エンディングノートが書けない場合の代替手段としてのシンプルなメモが適しているかもしれません。

2. 誰に伝えたいですか?

家族、友人、お世話になった方々、それとも自分自身のために残したいのでしょうか。特定の相手に伝えたいメッセージであれば手紙が、広く多くの人に伝えたいなら映像が適している場合があります。誰に伝えたいかを明確にすることで、手段が絞られてきます。

3. どのくらいの時間や労力をかけられますか?

手軽に始めたいなら音声録音や家族との会話が、じっくりと時間をかけて形にしたいなら映像制作や手紙が選択肢になります。無理なく続けられる方法を選ぶことが、最後までやり遂げる秘訣です。複数の方法を組み合わせて、それぞれの良いところを活かすのも良いでしょう。例えば、大切なメッセージは映像で残し、具体的な財産情報は専門家と相談して整理するという形です。自分の人生を残す方法について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

「書く」以外の選択肢で、あなたらしい終活を

エンディングノートを書き切れないと悩む必要はありません。あなたの想いを残す方法は、書くことだけではないからです。音声、映像、手紙、会話、専門家への相談など、さまざまな選択肢の中から、ご自身の性格や伝えたい内容、かけられる時間に合わせて、あなたらしい方法を見つけることができます。

大切なのは、あなたの「伝えたい」という気持ちを形にすることです。書くことへのプレッシャーから解放され、心穏やかに、そして前向きに、あなたの人生の物語や大切なメッセージを残す一歩を踏み出してみませんか。元気なうちに、あなたの声や表情、そして想いを残すことで、未来の家族に大切な贈り物を届けることができるでしょう。

監修 中井敦

この記事の監修

中井 敦(LIFE STORYプロデューサー・TVドキュメンタリー出身)

株式会社アキグラ代表。NHK 東日本大震災復興特別番組の中継ディレクターほか、テレビ・YouTube のドキュメンタリー番組のディレクションを担当。プロフィール詳細

※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療・法律・税務の専門的な助言ではありません。株式会社アキグラおよび執筆・監修者は、これらの分野の専門資格を有していません。個別のご判断は各分野の専門家にご相談ください。