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長寿祝い公開 2026-06-012分で読める

還暦のお祝い — 60歳の父・母に「モノではない贈り物」を選ぶ

還暦のお祝い — 60歳の父・母に「モノではない贈り物」を選ぶのイメージ

写真はイメージです

還暦(かんれき)は60歳のお祝いです。十干十二支の組み合わせ(六十干支)が60年でひと回りし、生まれた年の暦に還ることから「還暦」。赤い頭巾やちゃんちゃんこを贈る風習の由来には、「赤ちゃんに還る=生まれ直し」説のほか、赤色を魔除け・厄除けとする説など諸説あります。

いまの60歳に「赤いちゃんちゃんこ」は微妙、という現実

還暦祝いでまず知っておきたいのは、いまの60歳は「お年寄り」ではないということです。仕事を続けている方も多く、趣味も行動範囲も現役そのもの。「赤いちゃんちゃんこを着せられるのはちょっと……」という声もよく聞かれ、記念撮影のときだけ羽織る、赤い小物(マフラー・財布・花)に置き換える、といった祝い方を選ぶご家庭も増えているようです。

つまり還暦祝いの難しさは、「老い」を連想させずに、節目の感謝を伝えることにあります。

定番の贈り物と、その先

赤にちなんだ花束、名入れの酒器やグラス、レストランでの家族食事会、温泉旅行——還暦の定番はどれも間違いのない選択です。

ただ、60歳はこの先も長寿祝いが続く最初の節目です。古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)……この先も贈り物の機会は続きます。だからこそ還暦では、この後の20年、30年の起点になる贈り物という視点が生まれます。

還暦だからこそ「人生の前半戦を記録する」という選択

60歳は、人生を振り返るにはまだ早いと思われがちです。でも、逆です。記憶が鮮明で、語る体力が十分にあるいまが、人生を記録するいちばん良いタイミングです。

  • 子供時代や若い頃の記憶を、本人の言葉と表情で残せる
  • 「これからやりたいこと」も一緒に語れる——還暦の映像は過去だけでなく未来も向く
  • 完成した映像は、古希・喜寿と続く節目のたびに家族で見返せる。数年後に「続き」を録れば、人生の記録が積み重なっていきます

LIFE STORY では、テレビ番組のディレクターがご本人を取材し、人生をショートムービーに残します。「まだ終活なんて早い」という60歳にこそ、お祝いの記念撮影の延長として自然に贈れる形です。詳しくは親の人生を残すという贈り物へ。

還暦祝いのQ&A

Q. 数え年と満年齢、どちらで祝う? 本来は数え年61歳ですが、現在は満60歳の誕生日前後で祝う家庭が多数派です。ご家族の慣習で構いません。

Q. 「年寄り扱いするな」と言われそうで心配。 還暦祝いを「長寿の祝い」ではなく「60年分の感謝を伝える会」として企画するのがコツです。贈り物も「老後のため」より「これからも楽しんで」が伝わるものを。

※ 本ページの由来・風習は一般的な慣習の紹介であり、地域・家庭により異なる場合があります。

監修 中井敦

この記事の監修

中井 敦(LIFE STORYプロデューサー・TVドキュメンタリー出身)

株式会社アキグラ代表。NHK 東日本大震災復興特別番組の中継ディレクターほか、テレビ・YouTube のドキュメンタリー番組のディレクションを担当。プロフィール詳細

※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療・法律・税務の専門的な助言ではありません。株式会社アキグラおよび執筆・監修者は、これらの分野の専門資格を有していません。個別のご判断は各分野の専門家にご相談ください。