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長寿祝い公開 2026-06-232分で読める

古希のお祝い — 70歳の父・母に、モノではない贈り物という選択

古希のお祝い — 70歳の父・母に、モノではない贈り物という選択のイメージ

写真はイメージです

古希(こき)は70歳のお祝いです。唐の詩人・杜甫が「人生七十古来稀なり」——七十まで生きることは古来まれである——と詠んだことに由来します。かつては文字どおり「稀」だった70歳は、いまや人生の折り返しを過ぎた通過点。だからこそ、古希のお祝いは「長生きおめでとう」よりも「これまでの70年に、ありがとう」を伝える機会になっています。

古希の基本

  • 年齢: 70歳(数え年が本来の習わし・現在は満年齢で祝う家庭も多い)
  • : 紫。古くから高貴な色とされ、紫のちゃんちゃんこや紫の花を贈る風習があります
  • タイミング: 誕生日、敬老の日、お正月やお盆の家族が集まる日など。日付より「家族がそろう日」を優先する家庭が増えています

70歳という節目の、少し特別な事情

還暦(60歳)はまだ現役感のあるお祝いですが、古希の頃には多くの方が仕事をひと区切りし、生活が変わっています。孫の成長、健康への意識、これからの暮らし——人生を振り返る気持ちが自然と生まれる年齢です。

だからこそ、古希の贈り物は還暦とは少し質が変わります。「実用品」よりも、「あなたの人生を大切に思っている」が伝わるものが響く年齢です。

定番の贈り物

紫にちなんだ花束や胡蝶蘭、名入れの酒器や湯呑み、家族での食事会や温泉旅行——いずれも古希の定番で、喜ばれる贈り物です。ギフト専門店やデパートには古希向けの特集が数多くあります。

一方で、こんな悩みもよく聞きます。

  • 「還暦で贈り物はしたし、もう欲しいものがないと言われる
  • 「モノより、何か記憶に残ることをしたい
  • 「離れて暮らしているから、元気なうちに家族として何かしておきたい

モノではない贈り物 — 70年の人生を「声」と「映像」で残す

七五三や成人式で写真館に行くように、古希という節目に「動く記念写真」を残すという選択肢があります。

70年分の人生——生まれた町、子供時代、仕事、家族の歴史——を、プロのディレクターがインタビューで伺い、一本の映像に残します。お祝いの席で上映すれば、その日そのものが家族の思い出になり、映像は孫の世代まで残ります。

古希は、親の人生をあらためて「聞く」のにいちばん自然な機会です。「古希のお祝いに、お父さんの話を撮ってもらおうよ」——この切り出し方なら、「終活」という言葉を使わずに、自然に人生の記録が始まります。

詳しくは親の人生を残すという贈り物をご覧ください。ご家族だけでの事前相談も無料で受け付けています。

※ 本ページの由来・風習は一般的な慣習の紹介であり、地域・家庭により異なる場合があります。

監修 中井敦

この記事の監修

中井 敦(LIFE STORYプロデューサー・TVドキュメンタリー出身)

株式会社アキグラ代表。NHK 東日本大震災復興特別番組の中継ディレクターほか、テレビ・YouTube のドキュメンタリー番組のディレクションを担当。プロフィール詳細

※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療・法律・税務の専門的な助言ではありません。株式会社アキグラおよび執筆・監修者は、これらの分野の専門資格を有していません。個別のご判断は各分野の専門家にご相談ください。