親に聞いておきたいこと30 — 元気なうちに聞く質問リストと、うまく聞き出すコツ

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「親が元気なうちに、ちゃんと話を聞いておきたい」。そう思いながら、いざ向き合うと何を聞けばいいか分からない——そんな方のための質問リストです。帰省の食卓で、電話で、散歩しながら。1問からで構いません。
第1章: 子供時代のこと
- どんな子供だった?(自分で言うと?)
- 生まれた家はどんな家だった?
- 子供の頃、いちばん楽しかった遊びは?
- 学校ではどんな生徒だった?得意だったことは?
- 子供の頃の「ごちそう」は何だった?
- おじいちゃん・おばあちゃんはどんな人だった?
- 子供の頃の夢は何だった?
第2章: 仕事と青春のこと
- 最初の仕事はどうやって決めた?
- 初任給で何を買った?
- 仕事でいちばん誇らしかったことは?
- いちばん大変だった時期はいつ?どう乗り越えた?
- 若い頃、何に夢中だった?
- 人生でいちばんの冒険は?
- もう一度やり直せるなら、同じ仕事を選ぶ?
第3章: 家族のこと
- お父さん(お母さん)とはどうやって出会った?
- プロポーズはどっちから?なんて言った?
- 私(子供)が生まれた日のことを覚えてる?
- 子育てでいちばん大変だったことは?
- 私が子供の頃、どんな子だと思ってた?
- 家族の思い出でいちばん好きな場面は?
- うちの家系のルーツ、どこまで知ってる?
第4章: いまの想いのこと
- いままでの人生でいちばん幸せだった瞬間は?
- いちばん辛かったことは?(話せる範囲で)
- 今でも忘れられない人はいる?
- やり残していると感じることはある?
- これからやってみたいことは?
- 孫たち(子供たち)に伝えたいことは?
- 人生で学んだ、いちばん大事なことは?
- 自分の人生を一言で表すと?
- 家族に、改まって言ったことのない言葉はある?
うまく聞き出す4つのコツ
- 一度に全部聞かない。 1回に2〜3問で十分。「また今度続きを聞かせて」が次の会話を生みます
- 順番どおりでなくていい。 盛り上がった話を深掘りするほうが、リストを消化するより価値があります
- 古い写真を一緒に見る。 記憶は写真をきっかけに一気にあふれ出します
- 記録を残す。 せっかくの話を、その場限りにしないでください。スマホ録音の方法にまとめています
「家族には照れて話せない」の壁に当たったら
このリストを試すと、多くの方がある壁に気づきます。親は、家族相手だと照れて深い話をしてくれないのです。「なんだよ急に」と流されてしまう——それはあなたの聞き方のせいではなく、家族という関係の性質です。
そんなときは、第三者に聞いてもらうという方法があります。LIFE STORY では、テレビ番組のディレクターがこうした質問の先にある人生の物語を取材し、映像として残します。家族には話したことのない話が引き出されるのは、取材者が「他人」だからです。詳しくは親の人生を残すへ。

この記事の監修
中井 敦(LIFE STORYプロデューサー・TVドキュメンタリー出身)
株式会社アキグラ代表。NHK 東日本大震災復興特別番組の中継ディレクターほか、テレビ・YouTube のドキュメンタリー番組のディレクションを担当。プロフィール詳細
※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療・法律・税務の専門的な助言ではありません。株式会社アキグラおよび執筆・監修者は、これらの分野の専門資格を有していません。個別のご判断は各分野の専門家にご相談ください。