自分史動画の制作会社の選び方 — 依頼前に確認したい7つの質問

写真はイメージです
自分史動画を作ろうと決めて制作会社を探し始めると、料金も内容もばらばらで、比較の物差しがないことに気づきます。実は自分史動画の完成品は、カメラや編集ソフトの性能以上に、「取材の質」に大きく左右される——それがこのページの前提です。このページでは、どの会社に依頼する場合でも使える「依頼前に確認したい7つの質問」をチェックリストとして紹介します。
質問1: 誰が取材(インタビュー)をするのか
もっとも重要な質問です。自分史動画の中身は、ご本人が「何をどこまで語れたか」で決まり、それは聞き手の力量に大きく左右されます。営業担当がそのまま聞き手を務めるのか、インタビューを専門にしてきた人が担当するのか。その人はこれまで何の取材をしてきた人なのかを、遠慮なく確認しましょう。
質問2: 基本料金に何が含まれているか
「◯万円〜」という表示価格には、含まれる範囲に会社ごとの差があります。確認したいのは次の点です。
- 撮影時間・取材回数は基本料金で何時間・何回までか
- 出張撮影の交通費は込みか別か(遠方の場合はとくに)
- 完成尺(何分の動画か)と、修正対応の範囲
- DVDやデータなど、納品形式の追加費用
相場観そのものは自分史動画の料金相場で詳しく整理しています。
質問3: 撮影当日の負担はどの程度か
主役が高齢の場合、撮影の負担設計は品質と同じくらい重要です。長時間の撮影を1日で行うのか、短時間に分けられるのか。自宅で撮影できるのか、スタジオまで出向くのか。体調による日程変更にどこまで応じてもらえるのか。「作品のために本人が無理をする」ことにならない設計かを確認してください。
質問4: 構成・演出はどう決まるのか
事前ヒアリングがあるか、質問項目は用意されるのか、台本を読まされる形式なのか自然な語りを引き出す形式なのか。ここは完成品の「らしさ」を左右します。台本を読む形式は失敗が少ない一方、その人本来の話しぶりは残りにくい——どちらを求めるかは好みの分かれる部分です。
質問5: 完成イメージを事前に確認できるか
サンプル映像や過去の作例、それが無い場合でも構成案やイメージの提示があるか。発注前に「完成品の方向性」を共有できる会社は、完成後のずれが起きにくいと言えます。
質問6: 契約と支払いの条件
支払いのタイミング(前払いか後払いか)、キャンセル時の扱い、追加費用が発生する条件。ここを契約前に書面で確認できるかどうかは、会社の誠実さを測る物差しにもなります。
質問7: 完成後のデータはどうなるか
納品されるデータの形式、再発行の可否、会社側での保管期間。長く残すための動画ですから、手元のデータが破損した場合にどうなるかまで確認しておくと安心です。
参考: LIFE STORY の場合
チェックリストの公平のために、当サービス自身の答えも開示しておきます。LIFE STORY の取材・演出は、テレビドキュメンタリー番組を手がけてきたディレクター(プロデューサー紹介)が担当します。台本は使わず、取材で自然な語りを引き出す形式です。料金は税込5.5万円からで先入金制、ご相談・お見積りは無料。制作の進め方は制作の流れに、よくある質問はFAQに公開しています。実顧客の作例は現在公開しておらず、映像の方向性はトップページのコンセプトムービーでご確認いただけます。
7つの質問を各社に投げてみて、答えが明快で、書面で残してくれる会社を選ぶ——それが自分史動画選びで後悔を減らす、確かな方法のひとつです。サービスの全体像は自分史動画とはをご覧ください。

この記事の監修
中井 敦(LIFE STORYプロデューサー・TVドキュメンタリー出身)
株式会社アキグラ代表。NHK 東日本大震災復興特別番組の中継ディレクターほか、テレビ・YouTube のドキュメンタリー番組のディレクションを担当。プロフィール詳細
※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療・法律・税務の専門的な助言ではありません。株式会社アキグラおよび執筆・監修者は、これらの分野の専門資格を有していません。個別のご判断は各分野の専門家にご相談ください。